オープン&クローズで創る、新しい価値の創造の連鎖

2015年06月15日 スタッフブログ 最新情報

みなさま、こんにちは。
横浜 の特許事務所 IPWIN の弁理士、保屋野でございます。

週末は、先日ブログ内でお知らせしました、知的財産(知財)の一般向けイベント「TOKYO IP COLLECTION 2015」に、私も行ってまいりました。

会場の様子です↓

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MUTOHの純国産3Dプリンター機の実演、トヨタの燃料電池車「MIRAI」の展示、
東芝の家電の歴史、広島レモンその他の地域産品を用いた商品の紹介等、
知財を活用した事例の数々に、興味が尽きませんでした。

ちなみに、会場では元同僚とばったり再会。
知財の世界は狭いなと思いました(笑)

講演では、バンダイナムコさんの「カタログIPオープン化プロジェクト」なる取り組みが、興味深かったです。
これは、パックマンなど同社の17タイトルのコンテンツを開放し、自由に改変して二次創作できるというものです。
いわゆる知財の”オープン化”戦略の一つですね。

知的財産権はしっかり握りながらも、自社で独占するのではなく、
他のクリエイターに開放することで、キャラクター、コンテンツに意外な新しい魅力を与えていく。
ユーザーは懐かしさと新鮮味が合わさった、新しい価値を体験する。
権利者、クリエイター、ユーザーのWIN-WIN-WINの関係が築かれる
新たな知財の活用事例の一つとして、印象に残りました。

具体的には、法人向けにアプリやゲーム、個人向けにゲーム実況動画投稿などでの使用について、申請募集されています。反響は大きく、4月24日の企画受付開始から、既に多数の募集があるようですね。

知財を独占する“クローズ戦略”と、
うまく外部を使って収益を上げる“オープン戦略”。
両者を使い分ける興味深い事例がどんどん積み重なって、
新しい価値の創造の連鎖があるといいなと思いました。


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